環境事業商品
ターフチップ工法
Turf Chip Method
芝生の生育管理上、目土として砂等が定期的散布されています。
目土の散布は、荒地になった部分の芝生を復元するなどの目的があります。特にホフク系の芝にとっては、有効な方法です。
しかし、目土施工後、養生管理を行えば良いのですが、すぐに開放されるため、かえって芝にストレスを与えてしまうことが多々あり、色々な問題が発生しています。
目土として与えられた砂が研磨剤的な作用をし、芝の根頭組織を磨耗させ、芝に多くのストレスやダメージを与えます。芝生の根頭組織は、葉、茎、及び根を再生させる為の源です。根頭組織を活力ある状態に保つことが芝生にとっては重要なことです。そのことを実現するのが、ターフチップ工法です。ターフチップはラバーチップを使用しています。

1) | 雑草の混入が少なくなり、エアレーションの回数も少なく出来、管理コストを大幅に下げることが出来ます。 |
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2) | 一度施工すれば、4〜5年は十分に効果が持続します。 |
3) | 芝生地表面を暖め、休眠状態の芝生を早く甦らせます。 |
4) | 夏場には遮光効果があります。 |
5) | 飛散、流芒はおこしません。 |
6) | 踏圧を軽減します。特に多目的広場の芝生には低コストな管理法として適しています。 |



Q1. | 使用しているラバーチップはどのようなものですか? |
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A1. | 廃タイヤ、廃ゴムをリサイクルしたものを使用しています。 このゴムを細かく繊維状に加工し、ワイヤー等を除去したものです。 |
Q2. | 廃タイヤ等には有害物が含まれていないのですか? |
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A2. | 廃棄物処理及び公共用水域排出の排水基準値より大幅に低濃度であり心配ありません。 (JATMA/JTRAタイヤリサイクルハンドブックより) |
Q3. | 廃タイヤラバーチップが燃えた時、ダイオキシン等の有害性はありますか? |
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A3. | ダイオキシン、シアン化水素、ベンゾビレン等の発生は微量であり国内外の基準値を大幅に下回っています。有害性はありません。 (JATMA/JTRAタイヤリサイクルハンドブックより) |
Q4. | どのようなラバーチップをどのくらい散布するのでしょうか? |
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A4. | 芝生の種類、芝生広場の利用目的によって、施工方法を決定しています。 一般的には、ひじき状又は、顆粒状のものを使用しています。その大きさは、1mm〜5mmぐらいのものを1平方メートル当り3kg〜5kg散布しています。 この点に関しては当社又は専門業者に前もってご相談下さい。 |
Q5. | 散布する時期はいつごろが良いですか? |
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A5. | 芝生の種類にもよりますが、夏芝ならば9月〜10月、 オールシーズン用芝(俗称:西洋芝)ならば2月〜4月頃が良いでしょう。 |
Q6. | 荒地になった部分はどのようにしたら良いでしょうか? |
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A6. | 荒地部分に行う場合には、当社又は専門業者に相談して行ってください。現地を見て最も適した方法をご提案します。 |
Q7. | オーバーシード(芝の種子を追い播きすること)は出来ますか? |
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A7. | ターフチップを施工したのちオーバーシードは十分に可能です。ただし時期、施工方法がありますので、当社又は専門業者に必ず相談してください。 |
Q8. | ターフチップの値段はいくらですか? |
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A8. | 25kg入りで1袋2,000円ですが、少量ですと別途運賃が必要となります。この点も当社又は専門業者に相談してください。 |